どうも。。中筋です。
今回は近況報告です。
タイトルにあるように、7月13日から15日に行われた日本保全学会の第18回学術講演会で講演と座長をしてきました。
日本保全学会とは、「広く一般公衆及び産官学界に対して、経験に依存していた従来の保全の学術的体系化を図り、科学、工学、言語学にみられる構造主義に着目しながら、保全学を構築するとともに、国内及び国際的な発表及び連絡、知識の交換、情報の提供を行うことにより合理的で最適な保全方法を確立するための学理の追求に関する事業を行い、もって、この分野の研究の発展を図ると同時に、保全学に対する広い理解を得ること」を目的とした学会になります。
簡単に言うと、工場やプラントなどで使われている機器のメンテナンスについて、学術的な体系化を図ることとその議論の場や資料を提供することが大きな目的です。
保全学会では、1年に一度、学術講演会という大きな講演会が開催されます。ここで研究者や実際に事業を行っている方々が、それぞれの保全に関する取り組みや考え方を発表することで情報交換が行われます。
今回は、18回目であり、講演数は180を超える規模でした。また、コロナ禍であるために第17回学術講演会は完全オンラインで開催されましたが、今回は京都大学でのオンサイトとオンラインによるハイブリッドでの開催となりました。僕は京都大学で参加しました。(実は故郷ですので、楽しみにしていました。)
さらに、コロナウイルスが蔓延して以降に開催されていなかった立食形式の情報交換会が、感染予防対策にしっかり取り組んだうえで、行われました。
会場の様子
私の講演タイトルは「AIを用いた音源分離手法による音響診断の高度化」で、監視診断のセッションで講演してきました。前回の僕のブログで紹介した音源分離AIを機器の保全活動に適応してみた例を紹介しました。
さらには、このセッションでの座長を務めさせていただき、非常に有意義な情報交換の場になりました。
座長中
学術講演会について、前回対面で行われたのは第16回の青森での開催の時でした。今回は、青森での開催以来3年ぶりの対面でした。お久しぶりに会う方がかなりおられて、やはり対面は良いなと感じました。一方、オンラインでの参加は、足を運ぶことがない分、気軽に参加できるため、こちらもメリットがあると感じています。
ハイブリッド開催対応やコロナ感染予防という、従来の開催準備に加えて大きな準備が必要であったことと存じます。学術講演会のスタッフの方々には心よりお礼申し上げます。
情報交換会の様子
開始前の挨拶中で、目の前のビールを早く飲みたいと思っているところです
IIUではこのようなイベントにも随時参加しています!どこかでお会いしましたら、お気軽にお声がけください。
以上、近況報告でした。(自分が出すぎている気がします。。。)
ではまた!